ブログBLOG

妊娠中の治療について

2019年7月24日

母体への負担が大きい治療は

出産後に行いましょう

抜歯などの観血処置は母体への負担が大きいため、基本的には出産後に行います。
ただし、妊娠期であっても観血処置が必要とされる場合はかかりつけ産婦人科医と相談し全身管理が可能な病院の口腔外科へご紹介することもあります。診療時には予定日やかかりつけ産婦人科医について詳細にお聞きしていますので、かかりつけ産婦人科の診療時間内にいらしていただけると、連携治療が可能となり安心いただけると思います。

妊娠中期にむし歯を作らない

予防法を教えています

妊娠中は、食事回数が増えたり、むし歯になりやすい食生活を送りやすくなります。またホルモンバランスの変化により、歯周病になりやすい時期でもあります。
むし歯や歯周病はお母さんや周りの大人の口の中にいるむし歯菌などがスプーンなどを介してお子さんへ感染するため、出産前にしっかり治療しておくことが大切です。特に安定期と言われる妊娠中期は、むし歯や歯周病の治療、歯のクリーニングに最適な時期です。妊娠後期はお腹が大きくなり、診療チェアーに仰向けでいることも辛いと思います。出産後は子育に忙しくなり、治療を受けるタイミングを逃すこともあります。何も症状がなくても、安定期に歯科検診をすることをおすすめします。
当院では妊娠中期に生まれてくるお子さんに対して「むし歯を作らない予防法」を、あらかじめお教えしています。

PAGE TOP