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妊娠中のお口の状態

2019年7月24日

妊娠中はホルモンバランスが変化し、歯茎や口の中がねばつき、歯垢が溜まりやすい、歯茎が炎症を起こしやすいなど、妊娠性歯肉炎になりやすくなります。また、食事の回数が増えたり、時間が不規則になったり、つわりで歯磨きが十分にできず毎日の口腔ケアがおろそかになることで、むし歯や歯周病になりやすくなります。つわりのために歯磨きが十分にできないことから、プラーク(歯こう)が溜まりやすくなります。母親のお口を清潔に保つことは、生まれてくる赤ちゃんにむし歯菌を感染させにくくするために重要なことです。

妊娠中の口腔ケア

つわりがひどいときは、「できるときに歯を磨く」くらいの気持ちでいてください。
また歯ブラシのヘッドを小さいものに変えたりすると嘔吐反射も出にくくなると思います。歯磨きが困難な時は、デンタルリンスなどでうがいするだけでも構いません。歯磨きが苦痛な時は、キシリトール100%のガムを噛むこともおすすめします。
吐き気を起こしにくい小さい歯ブラシや刺激の少ない歯磨きペーストを使って、いつもお口の中をキレイに保つように心がけましょう。お母さんのお口の健康が、生まれてくる赤ちゃんに大きく影響します。

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